飯島製材所の設備


飯島製材所では、原木から製品までの一貫生産を全て自社で行い、品質、納期、価格には自信を持っております。木材を加工する過程において、カスケード利用による歩留まりの向上、ゼロエミッションを達成し、環境に配慮した木材製品の製作を心掛けています。

【製材機器】
大割自動帯鋸本機44吋
小割自動帯鋸本機44吋
製材機一式42吋
ツインリップソー67kw
自動テーブル38吋
運搬車両一式
オガコ製造機120kw
チップ製造機75kw
【梱包設備】
縦切機2台
横切機3台
自動横切機2台
自動耳摺機1台
打立機一式(エアガン)
自動打立反転機1台
プレナー機2台
R加工機1台
【ペレット設備】
乾燥設備(バッチ型)
定量供給機
ペレット形成機2台
トロンメル
冷却機
計量器
袋詰め機

PROCESS


原木荷降ろし

主に山梨県から伐採された木材を原料としています。間伐材を有効利用し、適切に管理された木材を製材します。

造材玉切り作業

お客様のニーズに合わせて、原木を玉切りします。あらゆるサイズにお応えできます。

原木の大割

丸太の状態の原木を帯鋸製材機を使い大割りしていきます。帯鋸盤を何度か往復することで、次第に板へと変わっていきます。
オーアイイノベーション㈱製 新型帯鋸盤(NTBシステム)

注文サイズに小割

大割機で切断した木材をさらに注文サイズに小さく切っていきます。木は曲がっていたり、反っているので、1本の丸太から効率よく材を取り出すために見極めながら製材していきます。
共和キカイ㈱製

クロスカット

いわゆる横切りという工程で、クロスカットソーで各寸法に切断していきます。節の具合や木目を見極めて、製品規格に応じて製品を一定の長さに切りそろえます。

打ち立て

各寸法に丁寧に切断した木材をセットし、釘打ち機で軽快に打ち付けていきます。

カビ止め・熱処理

木材の中には森林資源に重大な被害をもたらす病害虫が寄生している恐れがあるため、国際基準に基づいた熱処理により、病害虫の駆除を行います。EUへの製品輸出も行っているので、熱処理消毒、及び梱包材への認証マークの表示をしています。

蒸気式ボイラー

熱処理の際に使用する蒸気式ボイラーと、熱処理温度チャート紙

ペレット製造プラント

製材所で発生したおが粉を材料にペレットを製造するプラント

MAINTENANCE


のこぎりの目立て

飯島製材所では、帯鋸目立て機を導入(ソーテック㈱製)を導入し、専用のこぎりを職人が毎日目立てしております。大割作業において、自社で帯鋸の目立て加工を施し、製材する木材に合わせて鋸を作り上げる必要があります。弊社では、湿式の目立て機を採用して、毎日のこぎりの手入れをすることで、製品の精度を保っております。